ベネッセホールディングスの株をNISA口座で初めて買ってみた

株式購入資産運用

数年前からiDecoや一般NISAで少しずつ資産運用を始めています。

これまで、S&Pなどの指標に連動するインデックスファンドに、積み立てだけでなくスポットでも購入してきましたが、そろそろ普通の株式にも手を出してみようかなと思い、この度初めて一般NISA枠を使って株を買ってみました

購入したのは、

ベネッセホールディングス(9783)

です。

ベネッセはコロナ禍後の日経平均株価上昇の波に乗れていない

初めての株購入に向けて、ちょっと前から幾つかの銘柄をウォッチしてきました。
ベネッセHDもその一つです。

プロのトレーダーでは無いので、ある程度その企業のサービスを理解出来る方が良いなと考えている中で、うちは娘がベネッセの教材を定期受講していて身近な存在だったのが大きいです。

下に、ここ1年間のベネッセの株価推移のチャートを示します。

本記事のチャート画像はYahoo!ファイナンスからお借りしました。

コロナの影響により日経平均が下がっていった2020年2月~3月に、ベネッセの株価も下がっていってます。

その後、3月~5月にかけて回復していきます。

しかし、以下のチャートが、日経平均やTOPIXのチャートとの比較ですが、日経平均やTOPIXが上がり続けたのとは反対に、なんとベネッセHD(9783)の株価は下がり続けました

コロナ禍の影響で学校への登校が制限されたりする中で、オンライン教育などにも力を入れているベネッセなら連動して波に乗れそうな気もするのですが、これは意外です。

その理由などはPERやらPBRやらの指標だったり、語学教室「ベルリッツ」のリストラ費用を計上したりことなどがあげられているようです。

2020年の年末~2021年1月には2000円を割り込むことも

2020年の12月末~2021年1月始めには、株価が2000円を下回りました。

以下はここ10年間のチャートです。

2014年に個人情報流出問題が発覚し、徐々に株価が下がり続けたベネッセHD。

2016年には2300円を割り込んで、2012~2013年に4000円を超えた時と比べて半分近くに下がってしまった時期もありましたが、それと比べても現在は売られてしまっていることが分かります。

配当も2018年までは95円あったのが、2019年から50円に減配されてしまいました。

わたしは大した株価指標の見方の知識はありませんが、PERやPBR的にもけして良好な数字ではないようなので、正直「ベネッセホールディングス」ということを知らなければ、この株に手を出したかはかなり微妙です。

横這い状態から2月に入って少しずつ株価上昇

しかし、先にも書いたように、わたしにとってベネッセは身近な存在であり、ちょっとここまで下がり続けているのは売られ過ぎな気が年末あたりからしていました。

そんな中で、2021年の2月に入って、少しずつ(というかかなり?)回復傾向に入りました。

売られ過ぎと思いつつ、初めて株を買うのに逆張りで買うには少々勇気が必要だったところ、この上昇傾向を見て、買ってみることに決めました。

2200円を回復したタイミングで購入

「よし、買おう!」

そう思った先週末の2/5は、(たまたまですが)ベネッセHDの第3四半期決算発表のタイミングでした。

ベネッセホールディングス「2020年度 決算短信・説明会資料」

数字的なものは想定の範囲内で、特別に悪い情報も無かったようなので、週明けの2/8に買うことに決めました。

以下が2/8の株価チャートです。

2/8のベネッセ株価チャート

前日(2/5)終値の2,164から、寄り付きでいきなり上昇して2/8の始値は2,214。

わたしは投機的に売買するのではなく、少なくとも1~2年は保有するつもりの購入なので、ちょっと想定外に株価は上がってしまいましたが、初志貫徹で購入。

NISA口座を使って、購入完了です。

初めての一般株の購入でしたが、難しいことは何もなく、すんなり取引出来ました。

2/5の時点で購入しようか迷いましたが、やはりその日の内に購入しておけばよかったとちょっと後悔しています。

この日は結局、終値2,242で取引終了。
前日比+78で、3.6%も値上がりしました。

2/8は「鬼滅の刃」とのコラボも発表された!

ちなみに、2/8(月)に、ベネッセHDからは以下のようなお知らせも発表されました。

「進研ゼミ」×「鬼滅の刃」コラボ第2弾 小・中学生講座で「鬼滅の刃」コラボ教材と文具を提供―第1弾の反響により第2 弾決定!新学年スタートに”全集中”!― (ベネッセコーポレーション)

「https://blog.benesse.ne.jp/bh/ja/news/20210208_release.pdf」より
ベネッセと鬼滅の刃のコラボ教材

鬼滅の刃」とのコラボで株価が上がった銘柄といえば、昨年のくら寿司」や「ダイドー(ダイドーグループホールディングス)あたりがぱっと思いつきます。

今回のキャンペーンは、新年度の小学校1年生~中学校3年生向けの進研ゼミ内で、漢字ポスターやペン・消しゴムなどの文具が提供されるもののようです。

大人にあまり関係ないので、株価への影響は限定的かもですが、少しは寄与してくれるのではないかと期待しています。

株主優待を楽しみにしつつ1~2年くらいは保有予定

以上、わたしの初めての株式購入体験でした。

過去のチャートを見ても、ベネッセHDの株価は3,000円から3,500円くらいまでは現実的に上がっても良い水準だと(勝手に)思っているので、短期的な株価の上下に一喜一憂せず、とりあえず1~2年は保有しておこうと思います。

減配されたとはいえ1株50円の配当もありますし、株主優待も年2回、もらえるようです。
こちらも楽しみに待とうと思います。

一般NISAは年間120万円まで非課税投資枠がありますが、昨年までは毎月数万円程度の投資信託購入ばかりに使っていたので、枠がめちゃくちゃ余っていました。

今回購入したベネッセと同じ株価水準の株であれば、昨年と同程度の投資信託購入に使ったとしても、まだ1~2銘柄は株の購入に利用できるはずなので、今後も幾つか目を付けている株をウォッチしつつ、タイミングを見て購入してみようと思います。

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