【体験談】約四か月のヨーロッパ一周バックパッカー一人旅(概要編)

ヨーロッパ一周ヨーロッパ一周

もう10年以上も前の話。
2000年代中盤に、約4か月かけてヨーロッパ一周一人旅をしました。
いわゆるバックパッカーというやつです。

同じように数か月くらいのスパンで、ヨーロッパを周遊することを考えている方の参考になればと思い、
・周り方
・掛かった費用
・注意点

・お得な情報
などをまとめていければ良いなと思います。

訪れた各都市の個別の情報などは今後少しずつ記事をアップしていくとして、まず今回は概要編としてざっくりとどんな旅をしたのか、およそ発生した費用などを書いていこうとかと思います。

旅のルートと時期

旅は6月~10月にかけての四ヶ月ちょっと。
ルートは下のような感じで、ドイツのフランクフルトにINして、およそ時計回りにグルっと周ってOUTもフランクフルトでした。

地図(ルート)

細かい寄り道は色々としたので、それは今後の個別記事で書いていくとして、大まかなルートとしては、以下の感じでしょうか。

1.ドイツ中部~北部編(フランクフルト→ケルン→ハンブルグ)
2.北欧編(コペンハーゲン→ストックホルム→オスロ→ベルゲン)
3.中欧編((南下して)→ベルリン→プラハ→ウィーン→ブダペスト→ブカレスト→ソフィア
4.オーストリア編(再度ウィーン→ザルツブルグ→インスブルック→ミュンヘン)
5.スイス編(ベルン→ローザンヌ→グリンデルヴァルド→サンモリッツ→ツェルマット→シャモニ)
6.イタリア編(ミラノ→フィレンツェ→ローマ・ヴァチカン→ナポリ→バーリ→ヴェネツィア)
7.南仏編(ニース・モナコ→アルル・アヴィニヨン→カルカソンヌ)
8.スペイン編(バルセロナ→マドリッド→トレド)
9.ベネルクス編(一気に北上してブリュッセル→ハーグ→アムステルダム→ルクセンブルク)
10.締めはパリ、あと何故かドレスデンが入ってくるよ編(パリ→ドレスデン→フランクフルト)

主に宿泊や基点とした都市だけでもこんな感じですが、例えばフィレンツェから日帰りで斜塔で有名なピサへ行ったり、パリ基点でヴェルサイユに行ったり、と、訪れた都市で言うと50ほど訪れたようです。

旅のポリシー、基準

私の旅のポリシーのようなものを書いておきます。
絶対ブレない軸!というほど厳密に決めてたわけじゃないですが、今後の旅の費用や期間の参考にしたい方の為に。

予定は大まかな周り方だけ決める。寄り道オッケー。結果当初予定から訪問を諦めた都市や国が出てもしょうがない

上のルートマップのような、フランクフルトを出発点として、最初に北欧に行き、あとは時計回りに回ろう、ということだけ決めて旅をスタートしました。
ただ、途中で予定変更は全然有りで、結果的に最初に思い描いていた訪れたい都市に、日程や予算の都合上行けなくなったとしても良しとしよう、と決めておきました

実際、実は最後はフランスからロンドンに渡り、2~3週間イングランドやスコットランドなどを回る予定でしたが、諸々事情でイギリス自体に渡るのを諦めました。
(この辺りは複数の理由で諦めたのですが、追々書こうと思います)
また、それ以外にもフィンランドやギリシャにも寄るつもりでしたが、諦めました。

逆に、スイスのツェルマットやフランスのシャモニ、カルカソンヌなどは最初自分のプランには全く無くて、旅先の情報や出会った人たちから教えてもらって急遽訪れてます。

移動は基本的に鉄道(たまにバス)。電車乗り放題となるユーレイルパスを使い倒す!数キロ位なら散策がてら歩く

まず前提として、これは費用の部分でも触れますが、私はユーレイルパスという、ヨーロッパの多くの国の国鉄(もしくはそれに準ずるもの)に乗り放題となるパスを購入して行きました。
日本で言えば、JR乗り放題パス、という感じで、これを国ごとではなく殆どの国に跨って使える、というものです。

国別のものや、特定の複数国だけで使えるパスもあるようですが(例えばチェコ、オーストリア、ドイツの三か国のみ乗り放題、など)、私はフルバージョンのものを買いました。
※と言っても、使えない国はあります。少なくともイギリスは使えなかったので、別途「ブリットレイルパス」というイギリスで乗り放題パスを買っていきました。(先述したように結果イギリスに行くのを諦めたので使わず仕舞いでしたが。。)

基本的に都市間移動はこれを使います。
今なら、格安航空券で飛行機移動という選択肢もあると思いますが(というか当時もありましたが)、ユーレイルパス一枚持っていれば面倒なチケット購入の手間やトラブルも無くて楽です。

あと、長距離の都市間移動は、時間が勿体ないのと宿泊料金の節約を兼ね、夜行電車で寝ながら移動しました。
この夜行電車の利用も、ユーレイルパスを持っていれば差額を払えば問題ないです。
私は、例えば「ブダペストーブカレスト間」「ヴェネツィアーニース間」「バルセロナーパリ間」などをベッド付きの夜行電車で移動しましたが、10~30€を追加で払うだけで済みます。

他、地下鉄も国が運営していればそれも乗れますし(例えばパリ内位であればユーレイルパスが使える)、フェリーも基本乗船料は掛からないルートがあります。(例えばギリシャーイタリア間のフェリー)

こんな感じで、とにかく都市間移動や地下鉄などでユーレイルパスをフル活用しました。ユーレイルパスについてはまたどこかで記事にしたいと思います。
めちゃくちゃ便利ですし、あと、時刻表を見ているだけで楽しくなります

あとは、観光中、数キロ位なら歩きます。もちろんバックパックはどこかに預けてある前提ですが、安易にバスなどは使わず、5~10キロの距離も散歩・散策がてら歩いていました。結構、歩いていて気付く事やお店、お気に入りの場所が見つかります。

美術館の入館料や、観光電車の追加費用などはケチらない

バックパッカーの長期一人旅、貧乏旅行が基本ですが、美術館や博物館の入館料は可能な限りケチらず、行きたいと思った場所は入りました。
入館料10~20€くらいが多いですが、特に旅の後半(イタリア、スペイン、ドイツ、オランダあたり)になると、毎日のように入館料掛かる場所に入ることも多くなったので、積もっていくと痛い出費ですが、そこはケチるのをやめよう、と。

登山電車の乗車賃などもそうですね。
当然ユーレイルパスが使えない路線もある訳ですが、100€~200€前後までなら、そこをケチって訪れたい場所を諦めるのはやめよう、と。
もちろん数日に1回、100€が飛んでいくと厳しいですが、ここまで高くつくのは稀なので。

ウィーンではオペラ鑑賞したり、パリで競馬場に行ったり、なんてのも、贅沢に何度も何度もは出来ませんが、一回くらいは観たいなぁ、聴きたいなぁ、と思ったものは、多少無理して経験するようにしました。

節約ポイントは宿泊料金と食費、但したまに贅沢もする

上記のように、ミュージアムの入館料など使うところは使う、として、それでも潤沢資金のある旅ではなく、貧乏バックパッカーですので、以下のような部分で節約しました。

宿泊は基本的にユースホステルなどの共同部屋。長距離都市間移動を夜行列車使ったり稀に野宿したり・・・

泊まるのはユースホステルが多かったです。
4人から、ホステルによっては10人以上で一つの部屋に泊まります。
国や場所によりますが、12~15€くらいの価格帯が多かったと思いますが、10€以下も稀にあります。(記憶しているのはスペインのトレドが9€だったかな)

あとは、都市間長距離移動する時は夜行列車にして宿泊と移動をまとめてしまう時もありますし、4か月強の旅の中で3~4回だけですが、公園や駅のベンチで野宿もしました。
この辺は、夏~秋だったからというのと、私が男だから出来たことかもしれません。

ただ、ごくたまにどこのユースホステルや格安ドミトリーも予約でいっぱいで泊まれなかったり、たまに一人でゆっくりしたいな、という時も長い旅の中ではありましたので、30€~60€程度のホテルに宿泊する事もありました。
さすがに高級ホテルという訳にはいかないですが、60€くらいだと中欧などはそこそこのホテルに泊まれます。

朝食はユースホステルで。昼食はスーパーでパンなどを購入。夕食のみ、バーガーキングやたまにレストランなどで贅沢

ホテルもそうですが、ユースホステルでも大抵は朝食が付いてきます。
しかもブッフェ(と言っていいのかな?)形式で、食べ放題のところも少なくないです。
イタリア、スペインあたりは、パンとヨーグルトとドリンクのみ、みたいな質素な所も多かった印象ですが、いずれにしても朝食はそれがメインです。

昼食はスーパーなどでパンやちょっとしたおかずを買うか、朝食を多めに食べておいて抜くことも多かったです。おそらく、平均で3€前後に抑えていました。

夕食もスーパーで何か買うか、ちょっとお金を出すときはバーガーキング使ったり、など。
今はどうか分かりませんが、なんかマックよりバーガーキングが多かった印象があります。(とうかマクドナルドは旅行中一回も食べなかった気がする)

とは言え、貧乏旅行とは言えせっかくヨーロッパに来ているので、平均して1週間から10日に一回くらいは、レストランに入って3000円前後くらいまで(お酒込み)のメニューは頼みました。
やっぱり、せっかくなのでバーの雰囲気とかも楽しみたいので。

ただその場所に行った、という事実だけの為に行かない

ポリシーとして最後にこれ。
南米やアフリカ、アジアの秘境を旅しているわけではないので、私が廻った都市は、どこにも日本人がいます。
特にユースホステルで部屋が一緒になると、仲良くなることが多いです。

で、話を聞くと、1~2か月位の旅で世界一周旅行してます、とか、ヨーロッパの何十もの都市を回ってます、という日本人のバックパッカーにたくさん出会いました。

4か月でヨーロッパ一周(と言っても諦めた国多数)周った身で言うと、これでも期間全然足りていない感覚なので、「〇〇一周!」とかって響きだけで、旅行計画を練るのはやめた方がいいかな、と決めました。
結果、最初に行きたかった国や都市を幾つか諦めてますが、間違ってなかったと思っています。

掛かった費用

ユーロ、費用

さて、掛かった費用ですが。
前提として、ここでは日本円で書きますが、私が一人旅をしていた当時、ユーロが強くて1€が大体150~160円くらいしていました。
最近はユーロ120~130円くらいのレートかと思いますので、ここで書く費用より現地で掛かる費用は1~2割安く済むかもしれません。

※スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、チェコ、ハンガリー、スイスなどはユーロを導入していないですが、細かい部分は割愛

事前準備

・航空券:約60,000円(マレーシア航空、クアラルンプールでトランジット)
・ユーレイルパス:約130,000円(3か月、ユース料金)
・パスポート代、保険、バックパック、ガイドブック、小物(チェーン、防犯対策など):約60,000円

旅行中

・宿泊費:約240,000円
・食費:約410,000円(たまに飲むアルコール費用含む)
・移動費:約110,000円(ユーレイルパスが使えない路線や、追加料金、バス代など)
・入館料等:約110,000円
・インターネット:約10,000円
・雑費/土産:約100,000円

※雑費は、現地で買ったサンダルやちょっとした被服費、喫煙者なので煙草代など

結局総額で掛かったのは・・・

4か月強の旅行で、ずばりおよそ125万円くらいですね。
実はこれ、結果125万円になりました、というより、旅のプランを考えていた段階で、「一日あたり一万円くらいが目途かな」と自分で決めていたので、それに沿って行動したから、というのが大きいんですけどね。

なので、この目安を大きく超えそうになったら、食費や宿泊費で調整して、といった感じでしょうか。

※実際は、使わなかったブリットレイルパスや、スリに遭ってしまい発生した帰りの航空券の再発行手数料、旅の途中でデジカメが壊れたので買いなおした費用など、諸々掛かってるんですが、それらを含めると費用がめちゃくちゃ掛かっているように見えてしまうので除いてます。

まとめ

ヨーロッパ旅行まとめ

どうでしたでしょうか。
貧乏過ぎず、贅沢過ぎず、削るところは削って、そこそこに食事も観光も楽しむ、という私のバックパッカー一人旅。
旅のスタイルは人それぞれだと思いますが、これ位のレベル感の期間や贅沢度・節約度だとどれ位の旅になりそうか、という参考になれば幸いです。

今回は概要のみでしたが、今後どんどん訪れた個別の都市の体験記や楽しみ方、費用の削り方や節約の仕方などを書いていきたいと思います。

最初に触れたように、この体験記は2000年代中盤にヨーロッパを周遊した時のものでして、当時の日記や写真、家計簿的なものを掘り起こしてまとめております。
費用のところに書いた「インターネット代」は、当時まだスマホも無く、特に誰と連絡を取る必要もない(たまにネカフェでメールすればよい)ので携帯のレンタルなどもしなかったですが(自分の携帯電話は盗まれたら嫌なので日本に置いていきました)、
今であればスマホ持って行けば連絡も調べ物もそれだけで簡潔するので、楽かもですね。

コロナ禍が収まり、もっとお金を貯めて長期の休暇が取れるようになったら、またヨーロッパを周ってみたいなぁ、と思っております。

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