【Google Analytics】5分で超簡単に自分のアクセスを除外する方法

アクセス解析Google関係

自分が運営するサイトの分析の為にGoogle Analyticsを導入している方は多いと思います。

Google Analyticsはとても便利で高機能なアクセス解析ツールですが、自分自身が確認の為に訪問したアクセスも解析対象となってしまいます。

アクセス数が多いサイトであればあまり気にならないかもしれませんが、少ない場合は自分のアクセスが解析結果に与える影響が多い為、出来れば除外したいものです。

幾つか除外する方法はありますが、ここでは超簡単に5分もかからず設定できる方法として、ブラウザの拡張機能である
Google アナリティクス オプトアウト アドオン
を導入する方法をご紹介します。

Google アナリティクス オプトアウト アドオン とは

自分自身で運営しているホームページやブログに記事を追加したりした場合、更新後に自分でブラウザアクセスして確認することは多いと思います。

特に何も対策していないと、Google Analyticsは当然ながら自分で訪問したアクセスの分も解析対象としてしまいます。

上の図はGoogle Analyticsのリアルタイム(現時点)のアクセスユーザ数を表示する画面ですが、訪問中の1人のユーザと言うのはわたし自身がアクセスしたものです。

解析結果を正確にしたい為、このアクセスを除外する為に有効なのが、ブラウザの拡張機能である「Google アナリティクスオプトアウト アドオン」
を導入する方法になります。

このアドオンについては、Google Analyticsのヘルプページに説明があります。

サイト操作のデータが Google アナリティクスに送られないようにするには、Google アナリティクス オプトアウト アドオンをインストールします。このアドオンを使用すると、ウェブサイトで実行されている Google アナリティクス JavaScript(ga.js、analytics.js、dc.js)から Google アナリティクスにサイト操作に関する情報が送信されないようにすることができます。

Google アナリティクス オプトアウト アドオン より

普段ブラウザでサイトを訪問していると、パソコンやOS、IPアドレスといった個人情報相当のデータが送られてしまいます。

インターネットを使っている以上、送信されること自体は仕方ないものです。
ただ、それを各サイトが収集することは拒否出来てしかるべきであり、Google Analyticsはその方法としてオプトアウトアドオンという拡張機能を提供している、ということになります。

なので、このアドオンのそもそもの目的とは少しずれるのですが、このアドオンの利用を応用することで、自サイトへのアクセスを解析対象から外すことが出来ます。

アドオンの導入方法と設定

アドオンはブラウザごとに導入する必要があります。

2020年12月現在、以下のブラウザが対応しています。

・Google Chrome
・Internet Explorer 11
・Safari
・Firefox
・Opera

普段使っているブラウザでこちらのURLにアクセスしてください。

→Google アナリティクス オプトアウト アドオン

右の「ダウンロード」ボタンを押すと、以下の画面が表示されます。

ブラウザごとに名称は若干異なると思いますが、右上の「追加」ボタンを押してください。
(画像はGoogle Chromeの例です)

導入自体はこれで完了です。

デフォルトではすべてのサイトに対するアクセスが解析対象から外れてしまいます
問題ない場合はこのままでOKですが、特定のサイトのみ(例えば自分のサイトのみ)を除外したい場合は以下の手順で設定が可能です。

ブラウザの拡張機能一覧を表示して、「オプトアウト アドオン」の「詳細」ボタンをクリックします。

拡張機能一覧の表示はブラウザごとに異なります。
Google Chromeの場合はこちらのリンクから遷移してみてください。
他のブラウザの場合でも、通常ブラウザの右上に表示されている設定関連のメニューの中から遷移可能なはずです。

デフォルトで「すべてのサイト」にチェックが付いています。

特定のサイト」にチェックをし直し、アクセス解析を除外したいURLを入力してください。

Google Analyticsで確認

アドオンの導入と設定が問題ないか、念のため確認しておきましょう。

普段アクセスが少ない時間帯を見計らって、アドオンを導入したブラウザで自サイトにアクセスします。

その状態で、Google Analyticsの画面から、「リアルタイム」→「概要」と進んで、現在のアクセス数を確認します。

「0」となっていれば問題なく導入出来ている事になります。

メリット

他にも幾つかアクセスを解析から除外する方法はあります。

例えば、WordPressのプラグインを導入する方法や、ちょっとしたコードをサイトのページ(html)に記述する方法などです。

これらは、導入にちょっとハードルが高かったり、WordPressのプラグインが合わないテーマがあったりといった条件があります。

Google アナリティクスのオプトアウト アドオン導入であれば、導入すること自体のハードルが低く、簡単に要件が満たせます

デメリット

簡単に導入できる一方、デメリットもあります。

こちらのアドオンはブラウザごとに導入しなければなりません
したがって、普段複数のブラウザでデザインのチェックなどを行っている場合は、それぞれ使っているブラウザごとにアドオンを導入する必要があります。

また、モバイルのブラウザは今のところこのアドオンが導入できないので別の方法を取る必要があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「デメリット」の欄に書いたように、ちょっとした条件はあります。

パソコンのアクセスさえ除外出来ればよく、また、特定のブラウザのみ使っている場合はこの方法が一番簡単に要件を実現できる方法かと思いますので、導入してみてください。

ちなみに、自サイトをWordPressで運営しており、WordPressのプレビュー画面のアクセスさえ解析から除外出来ればよいのであれば、Google Analyticsの設定でブラウザ依存なども無く設定が可能です。

簡単に設定できますので、↓こちらの記事も参考にしてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました