元プロ野球選手である片岡篤史のYoutubeチャンネル「片岡篤史チャンネル」。
何度か清原和博がゲストで登場していますが、その中で、ドラゴンズのレジェンド投手たちが示し合わせたように引退時に使ったフレーズと、同じようなことを清原選手が発していました。
片岡篤史チャンネルでは、他にもPL出身者や元プロ野球選手がたくさんゲストで登場していますが、清原登場回は、この発言も含め色々と面白い話が聞けるのでご紹介します。
~ 目次 ~
野球人生に悔いは無いんだけど やっぱ後悔はあるよね
動画冒頭、片岡が清原に本塁打525本、安打2122本といった生涯成績を見せながら、
「自分で数字を振り返ってみてどう思うか?」
と問いかけた時の、清原の発言がこれ。
「俺、野球人生に悔いは無いんだけど やっぱ後悔はあるよね」。
いきなり一年目で3割30本を打ち、プロを舐めてしまった。
そこで遊んでしまった。
そういう後悔よ。
やっぱりそこは、世間が思っていた「もったいない」という感覚を、今になれば清原も思っていて、悔いているんですね。
と同時に、このセリフ、聞いたことある!とパッと思い当たりました。
ドラゴンズの今中→山本昌→吉見も「悔いと後悔」を語る
2020年シーズン限りで引退した中日ドラゴンズの吉見一起。
その引退の時にも記事を書きましたが、ドラゴンズのレジェンド投手3人が、引退時に、「後悔」「悔い」という言葉を使って同じような事を語っていました。
詳しくはこちらの記事を読んでもらえればと思いますが、今中投手は引退時の会見で、書籍化時にタイトルにもなったこんな事を言っています。
「後悔はありません。ただ、悔いはあります」
また、山本昌投手も引退時に、
「後悔はしてないです。でも、悔いはたくさんあります」
と言っていました。
そして吉見投手が、
「悔いはないです。ただ後悔はあります」
→中日ドラゴンズOfficial Website「吉見一起投手が引退会見」
悔いと後悔の有り/無しが微妙に違いますし、そもそも悔いと後悔って何が違うの?といった事はありますが、そんな野暮は置いておいて、清原がドラゴンズのエースとして活躍した3人と同じフレーズを使っていたのが印象深いです。
落合、ウェイトトレ、メジャーリーガー
動画ではこの後、プロ入りして衝撃を受け、最初の身近な目標とした選手として落合博満(清原入団時はロッテ)の名前を挙げて、そのすごさを語ります。
さらにはそこから片岡の誘導もあったりしつつ、弱点とされたインコースの捌き方の話や、「格闘家か?」と批判されたウェイトトレの話へと発展。
ウェイトトレは、日米野球でメジャーリーガーを目の前で見たことがやはり大きく、その時に名前が出たのがバリーボンズ、サミーソーサ、A・ロッドら。
ボンズやソーサは懐かしいですね。
わたしも、この二人を日米野球で見た時にワクワクさせられました。
(後からステロイドを使っていたのが判明し、萎える事にはなりますが)
A・ロッドは日米野球に来た事あったんですかね。あまり私は記憶にないですが。
松井秀喜、門田博光、秋山幸二、落合博満
9:50あたりからは、片岡からの「清原から見た良いバッターは誰か?」という問いに答える形に。
ここでは、技術的に良い(凄い)というよりも、同僚や対戦相手として間近で見て、清原にとって印象深かったり衝撃を受けたバッターを挙げていっている、という感じですね。
それぞれライオンズとジャイアンツで、ネクストバッタースサークルで見ていて、右打ちでレフトにとんでもないホームランを打つ秋山、左打ちでライトにどでかいホームランを打つ松井、という事で名前が挙がりました。
このあたりは納得な感じですね。
門田は、わたしはリアルタイムでプレーを見た記憶が無いですが、とにかく重いバットを簡単に扱って、ファーストに速い打球を飛ばしてくるので、怖かったと語っています。
一度、門田の打球が股間めがけて飛んできて、急所を守るカップが割れたという衝撃の話も。。
もしもカップが無かったらとか考えると、男としてはゾッとしますね。
村田兆治、山田久志、野茂英雄、藤川球児
続いて、今度は印象深い投手編。
平成の名勝負と言われた野茂の名前が挙がるのは当然として、プロ入りしてすぐの時に見たから、という印象度の補正もあって村田兆治、山田久志の名前が最初に挙がりました。
当時の高校生はフォークを投げるピッチャーは殆どいなかったことから、村田や山田の落ちる球は衝撃だったようですね。
そして、選手晩年に対戦したセ・リーグの印象深い投手としては、これも因縁のある藤川球児。
藤川のストレートは「当てれへんかった」と、やはりその速さは多くのピッチャーと対戦してきた清原の目から見ても別格だったんですね。
まとめ
色々ありましたが、やはり野球の話をしている時の清原和博は楽しそうですね。
PLの後輩である片岡が相手だから、ということもあって話しやすいでしょうし、片岡の話の引き出し方も上手いので、観ていて心地良いです。
この動画以外にも、片岡篤史チャンネルで清原登場回の動画が幾つかアップされていますが、ここまで話して良いの?というような裏話なども聞けるので、そちらもお勧めです。
コメント