WordPressでブログ運営していると、ダッシュボードでPHPのバージョンアップを促すメッセージを目にすることがあります。
ここでは、レンタルサーバとしてmixhostを契約している方向けに、PHPのバージョンを上げる操作手順を説明します。
操作手順は非常に簡単で5分程度で終わります。
セキュリティや、表示速度の観点から、PHPのバージョンは最新バージョンに更新しておくことをおすすめします。
~ 目次 ~
PHPのバージョンアップ手順
さっそく、PHPのバージョンアップ方法を説明します。
PHPって何?や、なぜバージョンを上げる必要があるか、といった点は後ほど説明しますので、まずはサクサクっと更新してしまいましょう。
mixhostのコントロールパネル(cPanel)にログイン
mixhostのコントロールパネル(管理画面のようなもの)にログインしましょう。
普段あまり使う機会の無い画面かもしれませんが、最初に独自ドメインやWordPressの設定を行った画面になります。
以下のようなログイン画面からログインしたことがあるはずです。
「ソフトウェア」→「MultiPHP マネージャー」を選択
コントロールパネル(cPanel)にログインすると、色々とメニューが表示されています。
ページ中ほどに、「ソフトウェア」というカテゴリがあるはずです。
その中の「MultiPHP マネージャー」という項目をクリックします。
操作対象ドメインを選択し、PHPのバージョンを指定
MultiPHPマネージャーの中に、自身で管理(作成した)ドメインの一覧が並んでいるはずです。
PHPのバージョンを上げたいドメインの行を確認しましょう。
下の例では、PHPのバージョンが7.0となっています。
今回はこのPHPのバージョンを最新の7.4に更新してみます。
PHPのバージョンを上げたいドメインの左端のチェックボックスをチェックします。
続いて、ページ右上の「PHPバージョン」というドロップダウンの中から、更新後のPHPのバージョンを選択します。
(今回は最新のPHP 7.4を選択)
あとは「適用」ボタンを押すだけです。
これで作業自体は完了です。
数十秒から1~2分程度で更新は終わると思います。
正常に完了していれば、MultiPHPマネージャーの画面を再度確認すると、きちんとPHPのバージョンが上がっていることが確認できます。
PHPのバージョンを上げる理由
さて、作業自体は以上で完了です。
ただ、WordPressのダッシュボード上に「PHPの更新が必要です」と表示されたからとりあえず言われたとおりにしたものの、そもそもPHPって何?や、なぜバージョンを上げる必要があるのか、といった疑問を持つ方もいると思います。
そんな方の為に簡単に理由を説明します。
WordPressというCMSは、PHPで開発されています。
PHPとはプログラム言語ですね。
プログラム言語というのは、日々改良が行われています。
開発者が開発しやすい記述の仕方などの改良などもありますが、WordPressの利用者側として意識しておきたいのは、セキュリティ面と、速度面についての改良です。
改良されたプログラム言語は、ある程度のタイミングでリリースされます。
(PHPの場合、マイナーバージョンアップは1年に1回程度)
古いバージョンのものは、一定期間するとサポートが終了してしまうため、後からセキュリティ上の欠陥が見つかっても修正されなくなってしまいます。
自身のブログのWordPressやPHPのバージョンは他人から簡単に調べられてしまうため、古いバージョンのものをそのまま使い続けていると、リスクもありますし、ブログの信用も落ちてしまいます。
また、プログラム言語は改良されることで実行速度が大幅に改善されることがありますので、ユーザに快適さくさくに記事を見てもらう為にも、PHPのバージョンは上げておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
mixhostに限らずだと思いますが、レンタルサーバのPHPバージョンアップは非常に簡単に実行できるようになっています。
WordPressで運営している自身のブログの評価や利便性の為に、PHPのバージョンは出来るだけ最新の状態にアップグレードしておくことを意識しておきましょう。
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