12/01に行われたMリーグ第二戦。
出場者が発表されて胸躍りました。見たかった4人の対戦だった為です。
というのも、鈴木たろうさんのYoutubeチャンネルに最近ゲストで出演したメンツが揃い、しかもMリーグ屈指の強者が揃ったからです。
たろうさんのやらかし誤ポンも発生してしまったこの対局を振り返ります。
同卓3人は最近「鈴木たろうチャンネル」に出演!
この日の対局者はこのメンツ!
起家から、
松本吉弘(渋谷ABEMAS)
堀慎吾(KADOKAWA サクラナイツ)
小林剛(U-NEXT Pirates)
鈴木たろう(赤坂ドリブンズ)
このメンツ、鈴木たろうさんのYoutubeチャンネルにここ1~2か月の間に出演したメンバーです。
堀さんと松本さんは、対局の検討配信にゲストで出演。
コバゴーさんは、たろうさんが最高位戦に移籍する事を報告した配信で、電話で激励(?)出演しました。
繋がりの深いメンバーが揃ったので、どんな対局になるんだろう?とワクワク。
まさかたろうさんが誤ポンしてしまうとは思いませんでしたが、随所に見どころがありました。
対局前の状況
この日の第一戦が終わった時点で、各チームのポイント状況は以下。
ここまで綺麗に分かれるか?ってくらいに、完全に4強4弱に分かれました。
特にポイントマイナスの4チームの接戦具合がヤバいですね。
南1局0本場:コバゴーの3副露してのアガり
親で連荘し抜け出したのが小林剛。
東場が終わって点棒状況はこちら。
迎えた南1局がちょっと面白かったです。
コバゴーは8巡目にこの形から7筒をチー。
数巡前の対面からの3筒はポンせずに、上家の堀さんからの7萬はポン。
さらに5萬をチーして、打3筒として聴牌。
ダントツまでいかない程度、でも2着目まで2万点以上は差がある中で、3副露。
怖すぎて真似できない鳴き。
ただ、上家の堀さんは松本さんの親を流す為かアシスト気味だったのと、対局後の路上感想戦でコバゴーが言ってましたが、この時点で残る4枚が他の3人全員にほぼ安全と言う珍しいケースだった為鳴いたとのこと。
うーん、なるほどなぁ。
結局この局はコバゴーのツモあがり。
こういう鳴きが出来るのって、Mリーガーにはあまりいないし、自分も出来ないだろなぁ、と思います。
堀さんのアシストによる見えない対話と含めて面白い局でした。
南3局0本場:鈴木たろう誤ポンからのコバゴー親満貫ツモ
南3局、コバゴーの親番で事件が起きます。
親のコバゴーの配牌がこれ。見えづらいですが、コバゴーの配牌自体というよりも、第一打が9索だったことが重要。
南家の鈴木たろうさんの配牌がこれ。
少考した上で、2萬切り。
この手がポイントです。
西家の松本さんの打牌に続いて、堀さんがこの手牌から9索打ち!
ここで、コバゴーのツモ番、かと思いきや。。
場が固まり、一瞬の間の後、たろうさんが手を上げる。
どうやら何かやらかしたらしい。
画面は実況席に切り替わる。
実況の小林美沙さんも、ゲスト解説で来ていた滝沢さんも、二人とも状況が良くわかっていない模様。
4人の手牌の数を数えるも全員13牌ずつ持っているのでどうやら少牌ではないらしい。
(しかし相変わらずタッキーはカッコいい)
審判による数分の裁定の後、どうもたろうさんが堀さんの9索打ちに「ポン」と発生してしまったらしい。
いわゆる誤発声(誤ポン)ということで、あがり放棄。
もう一度たろうさんの配牌を見ると。。
なるほど、9筒と9萬がトイツで、9索も1枚。
1萬もトイツで持っているので、おそらくは9の三色同刻や、さらには清老頭まで見ていたかもしれない。
で、コバゴーの第一打に続き、堀さんも9索切ったもんだから、「あ、2枚目は鳴かなくちゃ」といった感じで、鳴けない9索なのに発声しちゃったんでしょうね。
結局この局は、あがり放棄のたろうさんを尻目にトップ目のコバゴーが親満ツモ。
これでほぼトップ確定。
つい先日、アサピンが誤ツモしてしまった時にも記事を書きました(↓こちら)
アサピンはかなり深刻な顔して謝罪してましたが、たろうさんはその後の鈴木たろうチャンネルの配信で、
「アサピンっておっちょこちょいなのかな?前に錯チーもしたし」
と発言してました。
そこから大した間もなく、たろうさん自身が(ツモとポンの違いはあれど)やらかしてしまい、しかも最高位戦への移籍発表直後だわ、堀さんやらコバゴーさんやらと同卓の時だわと、なんだかこの流れが面白かったです。
(本人はめちゃ落ち込んでいるでしょうけど)
まぁ、こういうミスは1シーズンに1人1~2回は仕方ないんじゃないかなぁ、と思います。
対局後のインタビューでも、ゲームを壊してしまったと反省の弁を述べてました。
一つ気になったのは、この日の審判の張さんが、裁定後のアナウンスをした際に、「たろう選手が錯ポンをしてしまった為・・・」と状況の説明をしていました。
いや。。錯ポンじゃないから!!!
選手たちはなかなかこの場で発言出来ないと思うし、どちらもあがり放棄ということでゲーム進行上特に問題はないのですが、誤ポンと錯ポンは明確に違うものなので、そこはきちんと説明してほしいですね。
まとめ
結局この半荘はコバゴーさんの圧勝。
リーチ3回、あがり5回、振り込み0と完璧な内容でした。
なんだか途中からたろうさんの誤発声のことばかり書いてしまいました。
インタビューでたろうさんは気を引き締めると言ってたましたが、今後の対局で強いたろうさんが見れるといいなと思います。
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